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スタッフの日常

イタリア・上海

まだユーロがリラだった頃。
学生だった私達は、日付変更線の兼ね合いの
不思議な8泊10日というスケジュールの中、卒業旅行でイタリアへ行きました。
ローマ・フィレンツェ・ミラノと言う美術好きには何とも贅沢なスケジュールでした。
サンタ・マリア・デレ・グラッツェ教会の壁画、ダ・ヴィンチ作の「最後の晩餐」を目指して行くと
修復中のため、残念ながら見ることは出来ませんでした・・・。
が、様々な美術館や、教会に巡りをし貴重な体験をしました。
世界で一番小さな国・バチカン国、ローマ教皇の住居であるピエトロ大聖堂。
その大聖堂に隣接するシスティーナ礼拝堂では、
ミケランジェロの画がいた「最後の審判」また天井がの壮大さに感銘。
イタリアで有名なトレビの泉、ドゥモ大聖堂・・・!
当時デジカメを持っていなかったことを悔やみました・・・!
・・・と、そんな美しい町中でもスリが非常に横行しており、
小学生くらいの子供から、綺麗なスーツを着た女性まで・・・様々なスリに狙われたのを記憶しています。
たかだか19・20歳の同い年の友達はミラノで、ブランド品を見て回っています。
小学校低学年に満たない子供は、犯罪と言えどもスリをして生活を凌いでいます。
目が違いました。
露骨なブランド品には興味はありませんでしたが、
そのときに享楽的なことに今、自分は浸かっていないのかと、自問自答した記憶があります。
それからおよそ10年弱、先日は上海に行ける機会に恵まれました。
日本で言えば東京と言われるほどの事はあるな と、納得するほどの
オリジナリティーあふれんばかりの超高層ビルがひしめき合うように立ち並んでいました!!
すごい!のひと言・・・!
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ちなみに泊まったホテルも素敵なところでした。 そこの18Fの寝室から見えた風景がこちら。。
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現地の人に聞くと小さく見える1・2階建ての建物が中流家庭とのことでした。
日本で格差といっても中流なる家庭は多いと思いますが、
中国もまた、大きく経済格差のある国のひとつだと、非常に何かを感させる良い旅行となりました。
web課 菊川