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スタッフの日常

アベノミクス

こんにちは、本店のKです。


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安部内閣が発足して、1ヶ月が経ちました。

安部首相の経済政策「アベノミクス」への期待から、

円相場は昨年11月中旬時点の1ドル=79円台半ばから

12月末には1ドル=86円台後半まで値下がりし、輸出企業の業績を押し上げました。

また、日経平均株価は11月中旬から12月末までに1700円超も上昇、

保有株式の評価損が縮小した銀行や、

株式の売買が活発になった証券会社などの金融業も潤いました。

2012年4~12月期の上場企業の決算は、

発表済みの純利益合計が前年同期より4割近く増えました。

輸出が主体の製造業が復調し、銀行や証券でも好決算が相次ぎ、

景気の底打ちが鮮明になりつつあるようです。

なお、政府は1月11日の閣議で、2012年度補正予算案に盛り込む緊急経済対策を決定しました。

安倍政権が最優先課題に掲げる経済再生に向け10.3兆円の国費を投入。

政策金融などを含む事業規模は20.2兆円となりました。

月内に編成する13年度予算案と合わせて「15カ月予算」と位置づけ、

切れ目のない予算執行で景気を下支えし、持続的な経済成長につなげる狙いのようです。

安倍首相は閣議に先立つ日本経済再生本部で「経済再生のために産業競争力の強化と

雇用への対応が車の両輪となる」と強調。

実質国内総生産(GDP)を2%程度押し上げ、60万人の雇用創出効果を見込んでいるようです。

アメリカのレーガン大統領(1981年−1989年)が掲げた経済政策から、

一時、財政赤字が拡大しましたが、景気回復に成功しました。

結果的にはその後の政権下で強い経済を背景に

1990年代のアメリカ財政は赤字から一時黒字転換に至りました。

大胆な金融緩和によるデフレ不況および円高不況からの脱却、

大型公共事業による景気サポートなどが主な柱のアベノミクス、

当面は景気回復を最優先して、税収増から現在の日本が抱える財政赤字を減らす

というシナリオに期待します。

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